収穫・出荷のタイミングは、プロの見極め。
かぼちゃの収穫は、実に栄養が行き渡り、ほどよく熟したときに収穫しなければいけません。当農園では畑のかぼちゃを1つひとつチェックし、「コルク」と呼ばれる実と茎の接合部の乾燥具合いから収穫時を見極めて収穫します。収穫後のかぼちゃは、風通しのよい日陰で数日寝かせます。この「風乾」を行うことで、コルクからかぼちゃ内部の水分が蒸発し、かぼちゃ自体が持っている熱が冷まされて、味や品質が安定します。それでもまだ、この状態ではお客様にお届けできません。かぼちゃは、時間の経過と共に「デンプン質」が「糖」に変わります。これを「追熟」と言います。農場から一旦倉庫で2週間寝かせ、追熟させてからお客様にお届けします。かぼちゃは高温が大敵で、16度前後が最適な保存環境。そのため、産地から輸送するコンテナ内にドライアイスを積み、冷蔵倉庫では12~16度で保管してます。